首都圏で仕事をしているときに出産して、退院の翌週から仕事に復帰しました。
里帰り出産だったので、ひと月後にまた首都圏の住まいに戻って、育児しながら自営の仕事を再開したのですが・・思った以上に大変でした！
そしていざ、首都圏の住まいの近くで子供をあずけて仕事をしようと思っても、当時は待機児童20,000人と言われて途方にくれてしまいました。
近所の幼稚園保育園をいくつか見てまわりましたが、幼稚園は願書が配られる日は前日から徹夜組も出る超難関。
保育園は「え・・こんなところに子供を通わせるの・・？」と思わず躊躇するくらいの施設。しかも満員。
民間の託児所は高いし、仕事の締め切りはきついしで、首都圏の住まいに戻って2ヶ月でギブアップしました！
そして佐久に戻ってきたら、ものすごく育児がしやすかったのです！
なんでかな〜と考えたらこんなに子育てしやすい要素があった、というのを5つご紹介します。
【その1】保育園にすんなり入れた！待機児童はゼロ、どの施設も充実
驚くべきことに、保育園に入るのがとても簡単でした。
途中入園だったのですが、困って保育園に直接電話をしたら「今日もしよかったら連れてきてみて、合いそうだったら入ればいいよ〜」的なノリでお返事をいただいたので、お言葉に甘えてそのとおりにしました。
10年前の話なので今はそんなにゆるくないかもしれませんが、少なくとも「保育園に落ちる」という事態にはならないと思います。
【まとめ】佐久市の保育園・幼稚園
https://saku-kosodate.net/?p=44
【その2】遊ぶところがたくさんあるし、貴重な体験がたくさんできる
首都圏から、りんご狩りや雪遊びなど特別な体験をしたければちょっとした旅行になるので準備もお金も必要ですが、ここ佐久はりんご、桃、プルーンなどの果樹園がたくさんあり、隣接する小諸市東御市にもりんごやぶどうの果樹園がたくさんあるので、「狩りもの」には困りません。収穫をしてその場で食べられるという体験は、果樹園だけでなくあちこちで野菜の収穫体験や田植え稲刈りなど探せばいくらでも行われていて参加し放題。
また、農家さんが多いので仲良くなったら畑に連れて行ってもらえます。
子供にとっては貴重な体験が、日常のようにできてしまうのです！
https://saku-kosodate.net/?p=51
【その3】晴天率が高くて湿度が低いので洗濯物がはやくよく乾く！
子供がいたら、洗濯物が毎日たくさん出ますよね。
佐久は標高が高くてカラッとしているので、外に干した洗濯物はあっという間に、しかもパリッと乾きます。
首都圏にいたころ、どんなに洗濯物を長く干してもなんか多少湿っている気がしてなりませんでした。
晴天率が全国で2番目の高さなので、天気のいい日が多く、もちろん布団干しにも向いてます。
空気もきれいなので匂いもつかず、快適です。
ただし、冬は外に洗濯物を干したものなら、凍ってしまってなかなか乾きません（笑）。
【その4】育児サークルがさかんなので仲間づくりにこまらない
保育園や幼稚園でできるママ友がトリガーになって、いろんなサークルの活動を知るパターンが多いですが、佐久市には市民活動サポートセンターや子育てサロンなど支援の仕組みが充実していて活動も盛んです。
佐久に身寄りや知り合いがいない場合は孤独育児になりがちですが、自分からちょっとアンテナを張るだけで簡単にこういった活動に触れることができます。
仲間づくりがしやすいのも佐久地域の特徴です。
冬だけど室内で楽しく体力づくり！ベビーもＯＫ、佐久で親子で参加できる体を動かすサークル
https://saku-kosodate.net/?p=90
【その5】市長が若くて親しみやすく、ご自身も4人のお子さんをもつイクメンなので子育て政策や女性向けの支援に力を入れていて期待しかない！
2017年12月16日師走の朝の市長のツイートを見てみましょう。
【若者地方移住支援へ強化策という政府方針に乗らなきゃ！】
地方から東京圏への転入超過が止まらない。
東京23区内の大学の定員増を抑制するなど政府が本腰を入れます！🌹佐久市は、空き家バンク成約日本一！子育てや教育環境、女性起業支援策を強化していきます！
Welcomeな空気づくりをします❕— 佐久市長 柳田清二 (@Seiji_Ya) 2017年12月15日
佐久市長は現在40代の働き盛り。お子様は4人で、高校生〜小学生までいらっしゃるので教育関係にも関心がとても高く、子育て・育児支援を自分ごととしてとらえておられるので理解がとても深いです。
イベントやいろんな会合に足を運んで、市民のみなさんと触れ合ってらっしゃる姿が印象的です。そして、声をかけると気軽に応じてくれてとてもフレンドリー。
2013年の佐久市の大雪のときに、ご自身がTwitterで情報収集・発信をされ、とても注目されました。
その時からTwitter市長と言われています（笑）。
こんなリーダーがいる佐久市、今後も子育て支援や女性支援、若者支援は目白押しです。
佐久で育児しながら東京に通う、のご提案
例えば、ご両親の職場が東京にあったとしても、佐久平駅から東京駅までは1時間20分。
ベッドタウンの横浜北部からぎゅうぎゅうの田園都市線と山手線を使って新橋浜松町田町品川あたりまで通うとしても、最寄駅に近ければいいですが最寄り駅から徒歩10分くらいになると、職場まで1時間30分はゆうにかかりますよね。
住環境が素晴らしい佐久に住んで、佐久で育児をしながら東京の職場にお勤め、は十分可能だと思うのですが、いかがでしょうか？
