佐久地方には古くから、子供に関係する新年の伝統行事がいくつかあります。
少子化でもうやめてしまったところもあるようですが、今でもいくつかの地区でこうした伝統行事を子供達が継承して執り行っています。
上原鳥追い祭り
佐久市浅科上原地区で毎年1月3日に行われています。
五郎兵衛米を産出する浅科ならではの謂われで、水田に集まる鳥を追い払うために始まったそうです。
子供たちが獅子舞や屋台引きをしながら地区内を練り歩きます。
幻のお米の里に伝わる「上原鳥追い祭り」
http://www.iijan.or.jp/oishii/area/east/post-2384.php
佐久市旅の観光ガイド
http://www.sakukankou.jp/event/uehara-torioi/
佐久市観光協会イベントページ
http://www.sakukankou.jp/topics/2017/12/post-128.html
春日道祖神祭り
春日温泉のある佐久市春日地区に伝わる子供たちが主役の道祖神のお祭りで、市の無形民俗文化財です。
子供の健やかな成長、健康長寿、五穀豊穣、天下泰平を祈願します。
メインは夜で、なんと子供達が「おこもり小屋」というのを自分たちで建ててその中で一晩中、地区の家から集めたお餅やみかんを食べて過ごすのだそうです。なんかわくわくしますね。やっぱりゲームは禁止なんでしょうか。
2018年1月3日18時〜
駐車場など詳しくは、佐久市観光協会のサイトからどうぞ。
http://www.sakukankou.jp/topics/2017/12/post-127.html
佐久市旅の観光ガイド
http://www.sakukankou.jp/event/dousojin-matsuri/
こどもしし舞
岸野地区や内山地区、臼田地区などでは小学生によるしし舞が地区内を練り歩きます。
1月2日や3日に行われるところが多いようですが、地区内の件数が多いところでは元日から回るとか。
小学生にとってはお正月から大事な仕事といったところですが、もちろんとっても大事なお年玉の収入源にもなっています。
しし舞のあとは皆で集まって昼食をとったり、ビンゴゲームをやったりと、冬休みの行事としてはかなり重要な行事ですね。
佐久凧の初揚げ
「佐久凧」、ご存知ですか?
畳6畳ほどもある大きな凧で、しっぽのないのが特徴です。
その「佐久凧」の初揚げがあります。
全国観るナビ
http://www.nihon-kankou.or.jp/detail/20217be2220160818
佐久凧初揚げ
1月3日(水)14時30分〜
さくラさく小径
どんどやき
各地区でどんど焼きが行われています。今年は1月8日か、14日(日)に行われるところが多いようです。 地区ごとにどこでやるのか、主催がどこなのかはばらばらのようですが、開催の前に回覧板などで告知されることがあります。
東信で随一の規模をほこるという臼田のどんど焼き。なんと点火を火のついた矢を弓でヤグラに打ち込んで行います。
臼田どんど焼き
2018年1月8日(月・祝)
11時〜
佐久総合病院河川敷駐車場
岸野どんど焼き
2018年1月14日(日)
点火は午後
千曲川スポーツ交流広場
焼いて欲しいものは午前中から受け付けていますので直接会場にお持ちください。
岸野地区のどんど焼きも規模が大きいので見学者が多いです。
やぐらは2基もつくります。
どんど焼きで焼くものとしては、お正月飾り、書き初め、だるまなどが多いですが、たまる一方の小中学校で出されるプリント類やテスト用紙をこのどんど焼きでお焚き上げしてもらうと、成績がよくなると言われていますよ!
どの行事も屋なので、服装や安全に気をつけて参加してくださいね!